ATATA

[ project/installation(2005-2007)]

 

reseach

アスファルトの継ぎ接ぎ

いたるところに存在しているにもかかわらず確乎とした名称もなく、その上を歩く人々にきちんと認知されることがない。
仕方がなくできてしまうこのつぎはぎはできるだけ無い方がいいとされる存在である。

 

なぜ在るのか

・水道 (配水管工事・給水管工事・漏水工事)
・ガス (本管工事・供給管工事・漏えい工事)..
・下水 (本管工事・取り付け管工事).......................
   ・電気 (地中管工事・共同溝工事)..........    ...........
さまざまな工事の為に部分的にアスファルトが剥がされ、工事後そこに新しいアスファルトがまた被せられる本復旧工事の時に生まれる。
もとあるアスファルトと新たなアスファルトが融合しないので境界線ができる(正式名称ではないが、絶縁線と呼ばれることもある)。
アスファルト同士の見た目の違いは、年月の違い、石の割合、油の割合が全く同じにはならないことによる。

 

継ぎ接ぎの形はどう作られていくのか

工事で通す管の場所と建物の位置によって長さが決まる。幅は大体1.5〜2.0mほど。
   直角でない形のものは、車が通過するときの騒音などで苦情がきた場所、きそうな場所で同時に左右のタイヤが通過しないようにして振動を軽減するため。

 

剥がされたものはどう処理されるのか

工事のために砂が掘られたところに砂状にして埋めたり、不純物が少ないものはもう一度アスファルトとして使われることもある。

 

 

 

日常の中では沈黙の存在であるが、それが生まれる現場はとても力強く、迫力がある。
工事を見学したとき現場は蒸気がたちこめ、熱気を感じた。
アスファルトははじめ165℃前後もあり、地べたにのせられた段階でも150℃ほどもある。

 

 

 

____________________________________________________________________________________________________________________________photo:2005.12

 

reseach in 2005

協力:相模原市役所(道路管理課・配水課)、笹野水道工業


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